カラー

<写真1>
                          <写真2>
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サトイモ科 球根性   *原産地* 南アフリカ
*病虫害*
軟腐病 アブラムシ センチュウ
*ポイント*
湿地性と畑地性では栽培法が違います。湿り気のある土壌を好む、湿地性の代表的な品種は<写真2>のオランダカイウ(カラー”エチオピカ”)という品種で自然に育てていると花が咲くのは5月頃ですが冬でも暖かければ花を付けることがあります(18℃位)
畑地性 水はけの良い場所を好む畑地性のキバナカイウやモモイロカイウはその名の通り黄色やピンクの花を咲かせます<写真1>。湿地性に比べて若干寒さや暑さに弱く、葉に白い斑点模様が入る品種が多いのも特徴です。風通しが悪くなると病気に罹りやすくなるので、枯れた葉や花はマメに取り除くようにしましょう。花茎は株元から切り取ります。花が終わったあとも葉は球根に栄養を取り込むために重要なので切らないようにしましょう!
*管理*
湿地性~ 東京等、暖かい地方なら庭植えにしているものもそのまま冬越しが可能です。凍らせなければ球根は掘り上げる必要はなく、地面に腐葉土や土をかぶせて保温すればよいでしょう。
寒冷地では掘り上げて貯蔵します。鉢植えはそのまま室内に移動させます。
畑地性~ 寒さには弱く、地植えのものでは屋外での冬越しは困難です(東京都内、杉並区では可能でしたが、条件によると思います)。鉢植えのものはそのまま室内に移動させます。庭植えのものは11月頃に葉が枯れてきたら掘り上げて軽く湿らせた水ゴケにくるんで凍らない場所で春まで貯蔵します。
同じ場所で長く育てているとだんだんと育ちが悪くなります。3年に1回位、場所を変えて植え替えを行います。適期は3~4月です。球根の植え付けも同じ時期に行います。球根が病気にかかりやすいので殺菌剤のベンレート(粉状)を球根にまぶしてから植え付けるとよいでしょう。
植え付け深さは、湿地性は球根の頭を地表と同じ高さに、畑地性はやや深めに、指2本位(3cmくらい)で植え付けます。植木鉢の場合、湿地性は大株になるので、球根1個につき8号くらいの鉢がいいでしょう。畑地性は大きくならないので5~6号鉢に2個でいいでしょう。
*ふやしかた*
主に株分けです。球根を分けるのですが、球根を分けるというより株分けに近いです。適期は9~10月頃です。あまり細かく分けると花つきが悪くなるので気をつけましょう。

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