パンジー・ビオラ

和名：サンシキスミレ

スミレ科　　　　　　＊原産地＊　ヨーロッパ　　　　＊花期＊　１１月頃～５月末頃

＊手入れ＊

花が枯れたあと放っておくと実ができます。実ができるとそこに栄養がとられてしまいますので、長く花を楽しむためには終わった花は早めに摘み取り、きれいな状態を保つようにしましょう。

枯れた花びらではなく、花茎の根元から花茎ごと取りましょう！

＊ポイント＊

３月以降の過度の施肥は枝葉を間延びさせ、花つきも悪くなる。

植え付けは霜が降りる前に行う。通常は１０月末頃が適期とされているが、９月中旬以降から早めに植え付け、地面から３～５ｃｍ位の良さそうな場所で切り戻すと芽数が増え、ボリュームのあるとても良い株になります。花がついていても切り戻しましょう！その後の株のコンディションが全然違います。枝を徒長させないのがポイントです。寒さがくるまでに充分に根を張らしておくと、後の生育が良いうえに、花も長期間楽しめます。４月中までは時々切り戻すようにします。

一年草なので植え替えの必要はありません。　

植え付け時、ポットから抜いたら白い根がびっしりと土を囲むように張った苗は、底の部分の根を剥がして側面の根も軽くほぐして植え付ける。

根が乾きやすいので作業は手早く行い、すぐに植え付けるようにしましょう

＊ふやしかた＊

８月末頃～９月に種まきをします。咲いた花を放っておくと種ができますが、親株と同じ花が咲くとは限りません。品種に依ります。人工交配も可能です。種の収穫方法は、さやが割れる寸前に取り、紙などに包み１週間ほど陰干しします。その後、ビニール袋などに入れ、冷蔵庫で蒔く寸前まで保管する。

市販の種より弱い傾向があるが、思わぬ品種が誕生するかも？！